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【博物館】風土紀の丘資料館の常設展示(房総の村)

 2025/09/13 博物館 この記事は約 3 分で読めます。 22 Views

 

 

企画展「地中からのメッセージ」が開催された風土記の丘資料館、もちろん常設展示もあります。ここの常設展示は、基本的に龍角寺古墳群にまつわるもので、主に浅間山古墳で出土したものなどが展示されていました。

まず、目に入るのが訪問者を出迎えるように並べられた埴輪たち、円筒埴輪や人型埴輪をはじめ、動物埴輪など、かわいい埴輪がずらりと展示されています。埴輪好きにはたまらない演出ですね。

 

【かわいい動物埴輪たち】

 

 

浅間山古墳の展示物

風土記の丘の古墳といえば、代表格なのが浅間山古墳。お宝がザクザク出てきた古墳で、レプリカですが貴重な品々を見ることができます。因みに浅間山古墳自体も風土記の丘の側にありますが、基本的には整備されていないので、草ボーボーらしいです。見に行きたかった。

 

 

 

 

公津原古墳群の展示物

そして、龍角寺古墳群と並び、千葉を代表する古墳群と名高いのが公津原古墳群。総数120基前後の古墳が明らかになっています。そんな公津原古墳群ですが、3つの支群に分けられ、それぞれ「瓢塚古墳群」「天王船塚古墳群」「八代古墳群」と名付けられているそうです。

中でも、40号墳では「金糸・木製銅張把頭・馬鈴」などが出土していて。更に27号古墳からは「房総最古ではないかと言われる墨書土器(「耄?」の墨書銘)」が出土したらしい。

 

 

 

 

旧石器時代の展示物

そんな感じで、1階は千葉県を代表する古墳や寺院などの展示。2階は旧石器時代など時代ごとの展示がされています。

 

 

 

 

いつも思うんだけど、こんな小さな石器でマンモスとか倒してたのかな?こんなもので、象くらい大きな生物に挑むってクレイジーよね。まぁ、多分マンモスを狩るときは、流石にもうちょい装備を整えただろうけど。

 

 

縄文時代の展示物

最後はお待ちかねの縄文時代。このサイトでもお馴染みの「環状石斧」。壊れた状態での展示だから、我々が発見した完形品はマジで大発見よね。

⇒【遺物の解説】環状石斧について(大塚台遺跡)

縄文時代は、土偶とか土器の形とか、スピリチュアルな感じがして、個人的に一番ワクワクする時代。

 

 

 

 

ネオアームストロングサイクロンジェットアームストロング砲も飾ってある。土偶はほとんどが女性モチーフだし、石棒はネオアームストロングだし。面白い時代。

 

 

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