1. TOP
  2. 博物館
  3. 【博物館】スタンプラリーで宮城遠征!七ヶ浜町編!(七ヶ浜町歴史資料館)

【博物館】スタンプラリーで宮城遠征!七ヶ浜町編!(七ヶ浜町歴史資料館)

 2026/04/12 博物館 この記事は約 5 分で読めます。 3 Views

 

 

宮城県の七ヶ浜にある「七ヶ浜町歴史資料館」に行ってきました。

この日は「ポケモンGOが楽天とコラボする」ということで、縄文スタンプラリーをやるので思い切って遠征してみた。あとついでに「ポケふた」の回収も、なので大忙しの弾丸ツアー!

 

 

七ヶ浜町歴史資料館

 

 

七ヶ浜町歴史資料館は、国史跡大木囲貝塚(だいぎがこいかいづか)の隣接地に1986年(昭和61年)に開館した町立の歴史資料館。大木囲貝塚の出土資料を中心に、町内の貝塚・遺跡から出土した資料、漁撈具・農耕具などの民俗資料が収蔵・展示されています。

個人的に見どころだなと思ったのは、大木式土器が時期順(型式順)に展示してあって、東北を代表する土器について深く学べる点かな?あと、隣接する大木囲貝塚が桜の名所らしく、桜の季節に行くとめちゃくちゃキレイなところ。

 

 

大木式土器

 

 

大木式土器は縄文時代前期から中期(約6500~4500年前)に東北地方南部に相当する地域で使用された土器です。標式は宮城県の大木囲貝塚で、粘土紐とヘラを用いた渦巻文や、くびれのある特徴的な形状が特徴で、時期により1〜10式に細分されています。

 

【大木1式・2式土器】

 

1式は様々な撚り紐を使った文様、2式は撚り紐を棒に巻いた道具を使った文様が見られます。

 

【大木3式土器】

 

縄文時代前期の土器には、年度に植物由来の繊維などを「つなぎ」として混ぜ込んだ「繊維土器」があります。大木式土器では大木1~3式に繊維を混入した土器が見られますが、3式になるとほとんどかなり少なくなります。

 

【大木4式・5式土器】

 

大木3~5式は大木式土器の独自性が目立ち、ひも状の粘土を表面に張り付けて立体感のある文様や棒状の道具で直接器面に文様を付けます。

 

【大木6式土器】

 

【大木7式土器】

 

大木7式は縄文時代中期の土器で、7a・7b式に分けられます。関東地方の土器の影響を受けた土器が多く、撚り紐を使った渦巻き文様などが見られるのがポイントです。

 

【大木8式・9式・10式土器】

 

大木8式も縄文時代中期の土器で8a・8b式と2つに分けられます。8a式は最も装飾性が高く、透かしのある大ぶりな突起が口縁に付くものがあります。また、8b式は土器全体に渦巻き文様が付くものが多いのが特徴です。

一方の大木9式には、磨消縄文という技法を使ったJ・S字状の文様が多く見られ、大木10式には、磨消縄文の技法によるS・U・J字状のアルファベット文様が描かれます。

 

1種類の縄文土器が型式、しかも1~10式まで全部展示してある施設はあまりないから、大木式土器を学ぶ上ではとても貴重な展示だと思う。でも、できれば、型式毎にケースを分けてくれていれば、もっと良かったかな。

 

 

七ヶ浜町内から出土した土偶

 

 

七ヶ浜町で出土した土偶。口元に入れ墨の表現がある土偶とか珍しいものも。あと、青森県の津軽半島で周辺で見つかっている、玉象嵌土製品という「ヒスイ製装飾品の破片をはめ込んだ土製品」も展示されていて、貴重な資料を観れて良かった。

 

 

骨角牙貝製品

 

 

骨や角、牙、貝殻から作られた加工品。釣り針や銛など漁で使う道具、髪・首飾りなどの装飾品。三陸沿岸や仙台湾、福島県いわき地方は漁で使う道具が非常に進化した地域らしく、獲物に合わせて大きさや形を工夫していたらしい。

用途として、骨箆は岩場の貝などを獲るため、貝刃は鱗取りに使われていたと考えられていて、特に鹿の角はこうした製品の素材としてよく使われていたらしいんだけど、素材のどこを加工すれば効率的に作れるかを理解していたことが製作途中の骨角器の遺物から分かるのだそう。

 

 

用途は分かっていないけど、クジラ類の背骨。インパクトがあったので写真に撮っておいた。

 

【カメ・イノシシの骨】

 

貝塚から出土した動物の骨。動物の骨コレクターの人とかいるけど、最近ちょっと興味があったりする。作るのとか大変そうだけどね。

 

 

ワークショップ

 

 

七ヶ浜町歴史資料館は、ワークショップがめちゃくちゃ充実していて、定番の土器づくりはもちろん。カゴ編み、琥珀アクセサリー、草木染め、じゅず玉、縄文缶バッジなどなど、いろいろな体験ができるみたい。

 

 

何が作れるかはその時々だけど種類が豊富なので、近かったら何回か足を運んでみてもいいかもって思った。残念ながら遠いんだけど。でも、これだけ充実したワークショップはなかなかないと思う。

 

 

今回はプラ版を使ったアクセサリー作りができるみたいだったので、旅の思い出にやってみた。

 

 

写真は完成品。大木囲貝塚は桜の名所なのでかわいい桜の花びら付きで。スタッフのおばちゃんもとても親切で良かったです。

 

 

 

関連記事

  • 【博物館】スタンプラリーで宮城遠征!仙台市編!(仙台市縄文の森広場)

  • 【博物館】風土紀の丘資料館の常設展示(房総の村)

  • 【博物館】疲れた体に鞭を打って東京国立博物館へ行ってみた!(東京国立博物館)

  • 保護中: 【博物館】印旛柏の珍品展(印旛・柏文化財センター)

  • 【博物館】凄いぞ!縄文人の技術力!漆にカゴ編みに木材加工!(八国山たいけんの里・下宅部遺跡)

  • 【博物館】スタンプラリーで宮城遠征!東松島市編!(奥松島縄文村歴史資料館)