【博物館】千葉市埋蔵文化財調査センターの常設展(千葉市埋蔵文化財調査センター)

千葉市埋蔵文化財調査センターに行ってきました。
この日は「謎多き縄文晩期」の展示解説会があったので足を運んでみたんですが、まさかの大雪ということで、寒い中頑張った!
因みに、メインの謎多き縄文晩期は、展示がまとまっていて解説も良くて、めちゃくちゃ面白かった。
千葉市埋蔵文化財調査センターの常設展

千葉市埋蔵文化財調査センターは、博物館というか「遺跡の調査を行っている機関」で、前に行った印旛柏文化財センターに近い組織。
【展示されている縄文時代の遺物】



なので、地元産のピッチピチの遺物を並べました的な感じの展示でした。
上の写真は展示されていた縄文土器や土偶。カソリーヌでお馴染みの加曾利貝塚で見つかった加曽利E式土器や加曽利B式土器、そして井戸作南遺跡で見つかった土偶など。
【展示されている古墳時代の遺物】



古墳時代でお馴染みの勾玉とか土師器とか有孔円版とか、というか「有孔円版って何もの?」って思っていたけど、銅鏡を模した祭祀用の石製品なんだ。やっぱり銅鏡は貴重品だから、なかなか手に入らなかったのかな?
【展示されている奈良時代の遺物】


展示されている奈良時代の遺物。蔵骨器が出土状況込みで展示されているのは分かりやすくて良い。しかもほとんど割れていない状態だったのは凄いね。この中身は本物なんだろうか?
なんか凄そうな展示品

土偶といえば、縄文時代後期や晩期がお馴染みの品だけど、縄文時代早期の土偶は珍しい気がする。「市指定有形文化財(^^)」だし。
遮光器土偶とかミミズク土偶とか山形土偶とかのご祖先様みたいなものだろうか?こじんまりしていてかわいい。

金製柄頭飾金具。博物館にある金製品ってレプリカが多い気がするけど、これは本物っぽい。レプリカって書いてないしね。

薄いペラペラの金だけど、歴史的な背景も含めるとそれなりのお宝なのではないだろうか?純金の含有率などが気になるところ。発掘作業で見つけたら一枚くらいポッケないないしてしまうかも?笑

石釧。よく聞くけど「石釧ってなんやねん?」と思ったので調べてみた!
古墳時代前期〜中期(4〜5世紀)に製作された、イモガイ(巻貝)製の貝輪を模して石(主に緑色凝灰岩や碧玉)で作られた腕輪形石製品。
祭祀や古墳の副葬品として使われた宝器であり、斜面に放射状の櫛葉文(くしはもん)が刻まれるのが特徴。車輪石、鍬形石と並ぶ重要な「古墳時代のレガリア(宝器)」の1つとされる。

なんか「レガリア」とか言われてしまうと、漫画やゲームの影響から凄そう感じてしまう厨二病。壊れていない完形で発見られたのは全国的にも珍しいらしい。

千葉市中央区生実町の七廻塚古墳で出土した鏡。国宝の三角縁神獣鏡に比べるとグレードが低そうに見えるけど鏡は鏡。当時はピカピカで見る者を魅了したのであろう。
個人的に、土偶や動物形土製品も発掘したい遺物だけど、実は鏡も発見してみたいと思っている遺物だったりする。
千葉市埋蔵文化財調査センターの外

実は千葉市埋蔵文化財調査センターの裏には、南河原坂窯跡群の瓦窯があったりする。なんかセンターの周りをプラプラしていたら見つけた。こんなん俺じゃなければ見逃しちゃうね。
この瓦窯は、あすみが丘(旧小食土町)で発掘された平安時代初頭(9世紀前半)の瓦窯を忠実に復元したものらしい。

長方形の焼成室と逆三角形をした燃焼室をもち、これらの室を3本の孔(分炎孔)で直結している。燃焼室で生じた炎が分炎孔をくぐり抜け、焼成室床面の溝をつたって牀台上に並べられた瓦を焼き上げる構造です。焼成室天井は瓦を取り出すために破壊されているので残っていません。
焼成室床面が水平で。瓦を積み重ねてつくった牀(床)を築き、溝を造り出している構造から「有牀式平窯」あるいは「ロストル式平窯」と呼ばれています。
と書いてあるが、書いてあることの3割も分からなかったわ。用は火をくべるところの炎が3つ穴を通って瓦を焼きまっせ!ってことでしょ?多分。
